福島県いわき市と隣接する茨城県北茨城市に行ってきました。

両市とも太平洋沿岸にあり、昨年の東日本大震災で大きな被害を受けた地域です。昨年7月に行った時には、崩れた塀や点灯していない信号機、流された家など、地震や津波の激しさをうかがわせるものでした。

一年が経ち北茨城市の五浦六角堂は再建され、観光客向けの市場も営業を再開し、道路なども修復していました。

しかし、週末にも関わらず観光客はまばらに思えましたし、修復していない施設を、工事用のバリケードで囲い近寄れなくしている光景もたびたび見受けました。

埼玉県に住んでいると東日本大震災は過去のものになりつつありますし、放射能の問題も切迫感にかけますが、まだまだ、被災地は復興の途上にあることを心に刻んできました。
 
6月末に埼玉司法書士会の被災地支援業務で岩手県陸前高田市の仮設住宅をまわってきます。私が出かけたことによりほんの少しでも復興にプラスになることを希望してやみません。

西野克己司法書士事務所 司法書士 西野克己